2025年2月19日
エーザイ企業年金基金
エーザイ企業年金基金(以下、「当基金」という。)は、アセットオーナー(資産保有者としての機関投資家)として、アセットオーナーの運用・カバナンス・リスク管理に係る共通の原則(アセットオーナー・プリンシプル)に賛同し、受入れることを表明します。
(原則1)
アセットオーナーは、受益者等の最善の利益を勘案し、何のために運用を行うのかという運用目的を定め、適切な手続に基づく意思決定の下、経済・金融環境等を踏まえつつ、運用目的に合った運用目標及び運用方針を定めるべきである。また、これらは状況変化に応じて適切に見直すべきである。
当基金は、年金資産の運用にあたり、理事会・代議員会の意思決定手続きにより運用に関する基本方針を策定し、受給者および加入者等の最善の利益の観点から運用目的、運用目標および運用方針等を定め、将来にわたり確実な給付を行うため長期的に安全かつ効率的な運用を行っています。また、運用目標等は、経済・金融環境等の変化に応じて評価、見直しを行っています。
(原則2)
受益者等の最善の利益を追求する上では、アセットオーナーにおいて専門的知見に基づいて行動することが求められる。そこで、アセットオーナーは、原則1の運用目標・運用方針に照らして必要な人材確保などの体制整備を行い、その体制を適切に機能させるとともに、知見の補充・充実のために必要な場合には、外部知見の活用や外部委託を検討すべきである。
当基金は、年金資産運用に係る知識・経験を有する運用執行理事を配置するとともに、年金資産運用に係る事項を審議するための理事会諮問機関「資産運用委員会」の設置、外部運用コンサルタント会社の活用、母体企業財務部門がサポートする体制整備を行っています。
(原則3)
アセットオーナーは、運用目標の実現のため、運用方針に基づき、自己又は第三者ではなく受益者等の利益の観点から運用方法の選択を適切に行うほか、投資先の分散をはじめとするリスク管理を適切に行うべきである。特に、運用を金融機関等に委託する場合は、利益相反を適切に管理しつつ最適な運用委託先を選定するとともに、定期的な見直しを行うべきである。
当基金は、運用目的・運用目標の安定的な達成に資する観点で運用委託先を選定し、運用戦略、運用資産構成割合の状況についても、四半期ごとに評価し、必要に応じて見直しを行っています。また、リスク管理においても、運用に関する基本方針に規定しているモニタリング事項について、四半期ごとに全ての運用委託会社から報告を受けるとともに、資産運用委員会において、外部運用コンサルタント会社から報告を受け、モニタリングを実施しています。
(原則4)
アセットオーナーは、ステークホルダーへの説明責任を果たすため、運用状況についての情報提供(「見える化」)を行い、ステークホルダーとの対話に役立てるべきである。
当基金は、ステークホルダーを加入者、受給権者および母体企業と規定し、年金資産の運用概況や財政状況、サステナビリティ投資を含む運用方針、スチュワードシップの活動状況等について、基金だよりのホームページ上への公開、母体企業への報告書の提出により、情報提供を実施しています。
(原則5)
アセットオーナーは、受益者等のために運用目標の実現を図るに当たり、自ら又は運用委託先の行動を通じてスチュワードシップ活動を実施するなど、投資先企業の持続的成長に資するよう必要な工夫をすべきである。
当基金は、2018年2月に日本版スチュワードシップ・コードの受入れを表明し、2019年12月からはPRI(国連責任投資原則)に署名するとともに、運用に関する基本方針に投資先・経済全体の持続的な成長が受給者および加入者等の利益に繋がる旨を規定し、スチュワードシップ活動やサステナブル投資に取り組んでいます。
以 上